曽我物語

曽我物語は「日本三大仇討ち」の一つで、最も古い物語です。
鎌倉時代が始まった1192年5月、曽我十郎祐成(すけなり)、五郎時宗(ときむね)兄弟は、将軍源頼朝の目の前で父の仇工藤祐経(すけつね)を討ち果たします。この仇討ちがあんまり人気すぎて、兄弟が言ったとされる「盲亀(もうき)の浮木(ふぼく)、優曇華(うどんげ)の、花待ちえたる本日ただ今。艱難辛苦(かんなんしんく)の甲斐あって、仇見る今日の嬉しさよ」というセリフが、仇討ちの口上になったんだとか。
実はこのたび、拙作「曽我兄弟より熱を込めて」が、幻冬舎より紙出版されることになりました!1月30日から発売。ぜひ読んでね。