曽我物語読むなら!おすすめ本5選!
曽我物語って、今ではあんまり知られてない……。そのため、出回っている本も限られますよね。
そこで!このページでは曾我物語を知るために、確実に役に立つ本を選んで紹介しました!難しいのも混じってるのですが、そこは古典なのでご容赦を……。
小学館の古典全集
やっぱり、一番頼りになるのは古典全集です!中でもこれはお勧め。ちゃんと現代語訳が分かりやす~く載っているのが花丸!
今じゃチンプンカンプンな当時の道具類とか武具とかも、全イラスト付きで紹介。大変親切です。
曽我物語はいくつかバージョンがあるのですが、これは「真名本」ですよ。一番史実に近いやつです。ただ、内容はちょ~っと堅苦しいですかね。お芝居の曽我物語がお好きな方にはお勧めしないかも。
岩波の古典文学全集
何かとお世話になる岩波です。これはいささか古い本なんですが……。現代語訳が載ってないところが残念!でも、曽我物語は古典の中でもわりと分かりやすいです。何とな~く読めちゃいます。(特にセリフのところは)結構短いしね。
この作品は曽我物語の中の「仮名本」です。一番、お芝居に近い奴ですね。かなり派手に盛り上がるので、読んでると結構ワクワクします。兄弟が死んじゃうところは必見!
王堂本 曾我物語
これは「岩波の古典文学全集」のと、中身は全くおんなじです。ただ、こっちは文庫なので持ち運び便利です。真っ青な見た目もシブくて良し。上下巻に分かれています。
ちなみに、わたしはこれが一番のお気に入りです。
曽我兄弟より熱を込めて
手前味噌で申し訳ないですが、わたしの本です。
曽我兄弟の講談の内容を知りたい人は読むべし。明治、大正時代に書かれた講談本のエピソードを相当入れました。あと、曽我に伝わる伝承も色々入れましたよ。現在、出版されている曽我兄弟関連の本で、講談が載ってるのはこれだけです。画期的な本だぞ!
曽我兄弟物語
これは珍本ですよ!
曽我兄弟の菩提寺、城前寺が出した一冊です。曽我兄弟のことが物語帳に書かれているだけでなく、曽我に残る兄弟の逸話なんかもいろいろと載ってます。今に残る史跡の写真なんかもあって、ファンにはグッとくる一冊。
ぜひ一度は読んでおきたい史料ですね。
講談社の絵本
昭和の初めあたりに出版されていた、「講談社の絵本」。これは復刻版なので、昔のより薄いのですが……。
この絵のためだけに買う価値あり!わたしが知る限り、これほどカッコいい曽我兄弟の絵は存在しません!ファンなら買いましょう!
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