水滸伝のあらすじまとめ。どこよりも分かりやすい!
中国の四大奇書の1つで、漫画化、ドラマ化もされて、とにかく有名な「水滸伝」!なのですが……、その内容やあらすじをご存知の方は、あまり多くないのでは?
でも!無理もないのです。水滸伝って、とにかく長い!複雑!そして人数多すぎ!
水滸伝とは、梁山泊(りょうざんぱく)という要塞に集まったメンバーたちの物語なのですが、そのメンバーだけで、何と108人!この108人の名前が全部言える人がいたとしたら、その人は円周率100桁言える人よりも凄いかもしれません……。
さて!このページでは、困難きわまる水滸伝のあらすじを、どこよりも分かりやすく!余計なエピソードは全部省いてお伝えします!では、始まり始まり……。
ダメ役人の洪大尉、忠告無視して魔物を解禁!
昔々、疫病が流行りまくって中国はヤバい状態になっちゃいました。
医学が発達してないですから、もはや神頼みしかありません!賢臣たちが集まって相談した結果、
「こうなったら仙人に頼んでお祓いしてもらうしかないニャー!」
ということに……。う~ん、時代ってコワいですね。
幸い、竜虎山に超エラい仙人がいるので、洪大尉という役人が皇帝からのお手紙を持って、えっちらおっちらお願いしに行きました。この仙人、年寄りのくせに姿は全然老いなくて子供の姿。鶴に乗ってどこでも飛んでくゆー、とにかくミラクルな人物!
さて、仙人はちゃんとお願いを聞いてくれて、鶴に乗って即座に都へ。肩の荷が下りた洪大尉は、弟子たちに
「せっかくだから、仙人の御殿を見学してく?」
と言われて、色々見て回ることに。
が!ここで洪大尉、トンデモナイことをしでかしちゃいます!
この御殿のすみっこには、「伏魔殿」というヘンな建物があります。お札が一杯貼り付けてあって、丈夫な錠前がしてあり、いかにもいわくありげ。
「ここは魔王が封印されてるんです」とのこと。
すると洪大尉、何を思ったかイキナリ
「ここを開けるんだ!オレは魔王が見たくなった!」
弟子たちは仰天!
「何言ってんですか!ダメです!やめてください!」
でも洪大尉は聞く耳持ちません。
「絶対開ける!」
と息巻いて、人足をかり集めてムリヤリ開けちゃいます。扉を開けて、中にあった石碑をぶっ倒し、「この下に魔王がいるに違いない!」と、地面を掘り進め……。
するとイキナリ、
ドドーン!
という大音響と共に、ものすごい火柱!巨大な炎が108の流れ星となって、四方八方に飛び散りました!
弟子たちは大泣き。
「あ~、何てことを!あれはここに封印されてた108の魔物なんですよ!それを解禁しちゃうなんて、この世に災いが降りかかるに違いありません!」
洪大尉はビビりまくり。でも、こいつ悪い奴です。その後、都に帰ったのですが、魔物を逃がしちゃったことはおつきの人たちに口止めして、皇帝には内緒にしちゃったんですね~。しかもたんまりご褒美もらったんだから、やること汚いです!
ダメ男の高俅、なぜか出世しまくる
長いからまたね(^.^)/~~~
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